よくわからない状況

「お帰りなさい。」年末に実家に帰ると、母が機嫌よく笑っている。
「彼、待っているわよ。」小声で耳打ち・・・。彼?
コートを脱いで居間に向かうと、聞き覚えのある笑い声が聞こえた。
「おっ、おかえり。」ニコニコ笑う父。
「お邪魔、してます。」父の隣で笑うメル友
もう、2人とも相当飲んだみたいで、真っ赤になっている。
2人とも、妙に機嫌がいい。
「それで、式はいつ頃がいいかな」
「僕は、来年の6月がいいかなぁ・・・と、思っています。」
「半年後か、丁度、いいな」
盛り上がる2人。
「あら、ジューンブライドなんてステキね」母まで嬉しそう・・・。
それにしても、どうして彼がここにいるの?
私、実家の住所なんて教えた覚えがないんだけれど・・・。
「もうSNSで出会って3年も経つんだって?」父が、話しかけてきた。
「・・・うん。」
「もう、どうして、もっと早く紹介してくれなかったの?
付き合って入る男性もいないのかと心配していたのよ」
「・・・・・。」
「申し訳ありません。本当なら、もっとはやくにご挨拶に伺うべきでした。」
おい、おい、何、謝っているの?
「いや、お医者さんじゃ忙しいだろうから仕方ないよ。
娘をよろしくお願いします。」
目に涙を浮かべながら頭を下げる父・・・。
あの・・・。
私、まだ、彼にプロポーズもされていないんだけど・・・。
なんなの、この状況。

Filed under: 日記 — admin 5:32 PM  Comments (0)
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